めまい
めまいとは?
めまいとは、目がぐるぐる回る、頭がふわふわする、頭が重い、体がふらつく…、などたくさんの症状を起こす病気です。
めまいの多くは鼓膜の奥にある「内耳」という部分に異常が生じることで起こります。
めまいの根本原因は?
めまいが起こる原因はひとつではなく、複数存在します。
原因によって対処法も異なりますので、めまいに悩んでいる場合は、まず自分のめまいの原因を把握するところから始めましょう。
こんなお悩みはありませんか?
メニエール病
症状として以下が挙げられます。
“メニエール病は突然、激しい回転性(ぐるぐる)めまいの発作で、吐き気や嘔吐、発症した側の耳の詰まった感じや「耳がキーンと鳴る」耳鳴りを伴います。“
このようにめまい以外にも吐き気や嘔吐を伴うのが突発性難聴とは異なる特徴です。また、症状が続く期間は人によって異なるケースがあります。持続は1~6時間で、まれに24時間です。
良性発作性頭位性めまい
良性発作性頭位性めまいは、耳鳴りや難聴を伴わずにめまいを引き起こす病気です。
“耳鳴りや難聴はなく、突然に回転性(ぐるぐる)めまいが起こるのに良性発作性頭位性めまいがあります。めまいの特徴は、ベッドで寝返りをうつ、何かを拾おうとして腰をかがめたときなど、頭が動いたときに引き起こされます。“
メニエール病の持続期間が1~6時間が一般的なのに対して、良性発作性頭位性めまいの持続期間は数日~数週間にわたって繰り返しめまい発作が起きる場合もあります。
突発性難聴
突発性難聴は急に耳が聞こえづらくなる病気です。突発性難聴は耳が聞こえづらくなる以外にもめまいを伴う場合があります。
“突発性難聴は50~60歳代が多く、耳鳴りとともに急激に難聴になります。難聴がめまいより主たる症状で、回転性(ぐるぐる)めまいは初期だけです。”
めまいとはどんな感じ?
目が回るような感覚を指します。
ぐるぐる、フワフワ、フラフラ、立ちくらみ、頭がふらつくなど、症状の感じ方には個人差があります。 めまいは医学的には「安静にしているときあるいは運動中に、自分自身の体と周囲の空間との相互関係・位置関係が乱れていると感じ、不快感を伴った時に生じる症状」と定義されています
女性のめまいの原因は?
一般的にめまいは男性よりも女性の方に起こりやすい症状の1つです。
その理由は、女性が月経による出血やダイエットなどにより慢性的な貧血に陥りやすかったり、閉経前後に起こる急激な女性ホルモンの減少などにより、めまい症状のある病気を引き起こしやすいからです。
めまい に対する当院の考え
めまいは、原因が複雑で診断が難しいです。受診の際には、どういったタイミングでどのようなめまいがどのくらい持続したのか、他に吐き気などの症状はなかったか、詳しく伝えることが大切です。
例えば、最も多い「良性発作性頭位めまい症」は、起き上がる時など頭の向きを変えた際に回転性めまいが起こります。持続時間は30秒から1分ほどで、耳鳴りや難聴の悪化はありません。内耳にある三半規管に耳石(じせき)が入り込むために発症し、何度も姿勢を変えるようなリハビリで改善できます。
「メニエール病」は、めまいの他に耳鳴りや聞こえにくさなどがあり、何度も繰り返します。原因は内耳のむくみによると考えられ、ストレスなどによって誘発されます。
耳の不快感があるもので特に注意しなければならないのは「突発性難聴」です。突然片方の耳が聞こえなくなり、ひどい場合は回転性めまいを伴います。できるだけ早くに治療を開始しないと難聴が治りづらくなり、1カ月以上経つと聴力がほとんど戻らなくなる難病です。早めに受診してください。
めまい はなぜ起こるのか?
めまいの原因には、ストレスや加齢が関係しているケースがあります。体のバランスを保つ三半規管はストレスに弱いため、心配事があったり疲労がたまっていると敏感に反応しやすくなります。また、めまいに加えて吐き気を伴う場合は、ストレスが関係している可能性が高いでしょう。
急に立ち上がったり、長時間同じ姿勢を取った後に生じる眼前暗黒感や、目の前がスッと暗くなる、あるいは白くなると同時に意識が遠のくような感覚といった症状が見られます。原因疾患としては、低血圧症、起立性調整障害、心疾患、血管迷走神経反射、脱水、高度の貧血などが挙げられます。
めまい を放っておくとどうなるのか?
めまいは多くの方が悩んでいる症状ですが、放置すると聴力の障害を伴ったり、手足の麻痺などの機能障害を引き起こすことがあります。原因を特定して、適切な施術を受けることが重要です。めまいには大きく分けて、ぐるぐる回る「回転性めまい」や、ふわふわする「浮動性めまい」などがあり、耳や脳など原因は様々考えられます。
回転性めまいは、平衡を司る内耳の障害によることが多いですが、脳卒中の場合もあり注意が必要です。ろれつが回らない、麻痺やしびれがあるといった場合はすぐに救急車を呼びましょう。
一方、浮動性めまいは、脳幹や小脳に異常があることが比較的多く、その後も症状が慢性化しやすくなります。
めまい に効果的な当院の施術メニューは?
めまいに効果が期待できる当院の施術メニューをご紹介します。
一番おすすめの施術メニューは「全身骨格矯正」です。何がおすすめかというと、首の痛みやコリのほとんどが筋肉の過緊張やハリからくるものだからです。めまいは骨格の歪み、つまり姿勢、巻き肩や猫背からくることがあります。
まず、胸椎という胸の骨、そして頚椎の骨格矯正を行うことで正しい姿勢を維持することができ、そうすることで筋肉の緊張が解けてきて痛みやコリが解消されるので、ぜひおすすめです。
ぜひ皆様も全身の骨格矯正を受けてみてください。
その施術を受けるとどう楽になるの?
この施術を受けると基本的にはめまいがとても良くなります。
姿勢が改善されると、さまざまな体調不良が軽減されます。例えば女性に多い冷え性は、血行不良により熱エネルギーが体の隅々まで運搬できていないことが原因です。血流がよくなると熱エネルギーが効率よく運ばれるため、冷えの軽減につながります。
また、デスクワークなどによる肩こりは、血行不良により必要な酸素や栄養素が筋肉に運ばれず、筋肉が凝り固まってしまうために起こります。血行が促進されることで肩こりも軽減されるので、肩こりにお悩みの方は血行をよくするケアを取り入れると良いでしょう。
さらに、血行が促進されると胃腸の働きも活発になるため、便秘を解消する効果も期待できます。
めまい を軽減するために必要な施術頻度は?
めまいを軽減するために必要な施術頻度は、先ほどお伝えした施術メニューは基本的にやり過ぎということはほぼありませんので、毎日でも施術していただきたいです。
特に先ほどお伝えした通り、全身の骨格矯正という施術メニューに関しては、アプローチする場所が日常生活を送る中で必ず酷使する場所になっています。お身体のケアやメンテナンスの効果もありますので、毎日行うことが良いです。