股関節痛
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股関節に痛みが出ると、股関節の動作を抑えようとします。股関節の屈曲・外転・外旋といった動作を無意識に止めようとするため、日常生活において前傾姿勢を取ることをしないようにと足の爪切りや靴下を履いたりすることが困難になります。長時間の立ち仕事もつらくなるので、家事にも支障をきたします。階段やバスの乗り降りなどにも手すりが必要になります。股関節の安静を図ろうとして動かないことで筋拘縮が起き、より重症化するとあぐらを取ることができない、自転車に乗れないなどの症状もでます。
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股関節痛に対する当院の考え
股関節の痛む原因として考えられる疾患として挙げられるのが変形性股関節症や大腿骨頭壊死といったものがあります。変形性股関節症が起こる原因の多くは先天性の寛骨臼形成不全や、発育性股関節形成不全などの後遺症が主な原因となっています。現代では高齢化社会になったことで股関節への負担が大きくなり軟骨部分が擦り減ることで痛みを感じる人が多くなっています。また、大腿骨頭壊死では大量のステロイドの使用やアルコールの過剰摂取などが原因で大腿骨頭の一部の血行が悪くなり壊死した骨が骨折したり、骨頭を潰したりした際に痛みが生じます。
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股関節を放っておくとどうなるのか
股関節に痛みが出ると安静にして痛みが生じないようにする為、歩かないことが多くなります。そのため歩行時の上体の維持に必要な脊柱起立筋や腹直筋、下肢の動きに重要となる臀部・下腿の筋肉に筋萎縮が起こります。筋萎縮が起こると次に筋拘縮が起こります。股関節の筋肉は拘縮が起こりやすく、股関節を前に上げる屈曲動作、後ろにもってく伸展動作や内外側に持ち上げる内外転動作・内外に捻る内外旋動作に支障が出るため重症化すると日常生活動作において歩行はおろか、立位を維持するのも難しくなるので車イスでの生活が基盤となる可能性が生まれます。
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股関節痛の改善方法
股関節の痛みに対しての改善方法として原因となっている骨盤周りの筋肉の硬結や張りによって生じる股関節の可動域の制限や拘縮を取り除き股関節にかかっている負担を抑え動きをよくして痛みを軽減していくこと、股関節周りの柔軟性や筋力を向上させ、股関節に負担のかかる姿勢や動作を軽減して痛みを取り除いていくこと、股関節周りの血液に溜まっている老廃物を流し血流を良くすることによって循環を改善していき痛みを解消していくこと。骨盤の歪みや下肢のX脚やO脚など股関節に負荷のかかっているを歪みを矯正し痛みを取り除いたいくことが挙げられます。
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股関節痛にはどんな施術メニューがおすすめですか?
股関節の動きの大切さについてとどのように改善して治していくかがわかったと思います。当院では股関節の動きの悪さにアプローチする治療法がいくつか準備されております。まずは矯正治療という身体の骨格から整える治療です。矯正と言われるとポキポキと音がなるのを想像して怖いと思う方もいらっしゃると思いますが、当院の矯正治療は100店舗ほどあるグループ院の患者様方のお声を元に作られた安全性も高く、効果もしっかり出る治療です。また当院の矯正治療はポキポキと音のなる矯正治療と音のならない矯正治療をミックスした今までにない治療です。
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その施術を受けるとどう楽になるのか
股関節痛の痛み自体は筋肉の痛みであり、それを悪化させてしまうのが骨格の歪み股関節の歪みによるものが多いです。なので、先ほど説明させていただいた骨格矯正治療を行うことにより、骨盤や足の歪みなど根本的な骨に対してのアプローチになるので、下半身の力が入りやすくなり、安定してきます。それによって下半身が動かしやすくなり、痛みも軽減していく方々も多いです。今まで色々な方々の治療の大本になるものは皆さんこの治療になっている方々が多いです。
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軽減するための施術頻度は?
痛みがそもそも取れるのに時間がかかることはみなさんご存知だと思います。1回目の治療が終わった後だけでも体の軽さが半分くらいになったとおっしゃられる方々が多いです。ただ、今の状態から痛みを取るためだけを考えた治療期間だと個人差もありますが早くて1ヶ月〜3ヶ月で痛みを取るところまで行く方が多いです。が、今の痛みが取れてる状態は身近にある怪我で例えるならかさぶたができた状態のようなものなので、いつ再発するかわかりません。なのでせっかく通ってもらうならしっかり完全に治るまでしっかり通っていくもらうことをお勧めします。